Live Schedule

2017年10月21日土曜日

一文字の持つ意味

を考えさせられた昨日。

Facebook で以前に少し書いたけれど、もう一度同じ話をすると。。

私がよく通っているバーのマスターが

「常連さんで引っ越した子がいてね〜、
趣味で曲を作ったり歌ったりもしている人で、
引っ越しの前夜に飲みに来てたんだけど。
前々から引っ越し先に少しずつ荷物を運んでいたから
最後の日の夜は残った荷物少しと、
布団しか部屋に残ってなくて
「あ〜、これから空っぽの家に帰るのか〜」って言ってたから
「そういう時しか書けない曲があるかもよ」なんて言いながら
「kei ちゃんだったらどんな曲を書くかな?」と思ってたよ」

と言ってくれたので、「明日引っ越す人の歌」を書いたのでした。

曲が出来上がったのが今週初めくらいで、
今週水曜日の曼荼羅ライブでさっそく歌ったら
わりとご好評を頂けて嬉しかった。

でも前回の投稿でも書いたけど、私の曲は
一度ライブで歌った後に、またちょっと変わる。

昨日、この曲について人に相談したところ
すごく意外で的確な意見をもらった。

「明日この部屋を出て行く」
という歌詞が出てくるのだけれど
「明日この部屋を出て行くよ」
にしたらどうか、と。

「よ」一文字があるかないかで、何が変わるか。

・出て行く部屋や街に対するさよならの気持ち
・次に住む場所への希望

「よ」が入ると、確かに歌の主体が人間的になって
寂しさや明るさのような、感情や色彩の幅が生まれる。

そうすると最後に、扉を閉めて出て行く姿も
なんとなく浮かんでくるような。。



(どんな曲か分かる程度のクオリティの音源なので期待しないで...)

適当に作っているようで、以外と一文字にも意味がある
ソングライティングの世界。

面白いでしょ!
面白いですかね...?💦

私は昨日すごく感心してしまったのでした。


※今月のライブは 10/23(月)幡ヶ谷Wai、そして 10/27(金)下北沢 空飛ぶこぶたや。
詳細は HP にて。よろしくお願いいたします。

2017年10月3日火曜日

曲を完成させるということ

なにを以って「完成」というか、すごく難しい。

だいたい曲は自宅で作る。
歌詞、コード、メロディを行ったり来たりしながら。

大枠が完成すると、今度は録音して、何度も聴きながら手直しする。

そして新しいもの好きな性格のため「これでいいっか」と思うと、わりとすぐにライブでやってしまう。

ライブで演奏すると、歌いにくい場所や冗長な部分が見えてくる。

そしてまた手直し。

時には「これで完成」と思ってから何ヶ月も経って、コードを変えることもある。

結局いつまでも「完成」は来ない。
だからなかなか音源化も出来ない。
まだこれで完成と思えないので。

でも「もういくらなんでも、これはこれで完成」と思って音源化したところで、必ず変わる。

1枚目のアルバムの1曲目は、現在のライブではキーが違うし、3曲目は構成が違うし…。

誰かが以前に「レコーディングは思い出作り」と言っていたけれど、本当にその通りかも。

その時点でこの曲は、自分の演奏はこうだった、という思い出作り。

というわけで、1曲「思い出作り」しました。
よかったら聴いてみてくださいね、「灰の翼」。

永遠に続くものなんてなくて、
あの時あーしてたら今頃こうなってたかもとか考えることも意味はなくて、
それは空の途中で消えて無くなってる飛行機雲と同じで、
だからちゃんと自分の未来を生きようぜ
という感じの曲です。(説明が軽い...)


「なにを以って完成とするか」

どこかで聞いた話。昔の高名な芸術家は「こういうものを作ろう」と着想した時点で作品は完成している、といったとか言わないとか。

そんなことを言い出したら、もうなにも作る必要なくなっちゃうけども。。