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2016年4月5日火曜日

ドビー、ふたたび奇跡を起こす

昨日、下北沢の怪人ドビーから電話がかかってきて、第122回の Paradise Bones のフライヤを作りたいとのこと。今回はゲストが杉野森KAZさんだから、「KAZさんの写真を全面に出す感じにするのがいいんじゃないの?」ということになって、WEBに載っている一番KAZさんらしい一枚を使わせてもらうことにして、私の方で早速文字入れ。


完成したので印刷してドビーに納品すべく Big Mouth のお花見企画に持参。(製作時間35分!過去最短。手を抜いたわけではなく、素材がかっこいいとイメージがしやすくてあっという間に出来てしまっただけ。)

今年のBig Mouth お花見企画は、お花見と言いつつ、お店のなかで飲み食いしながら他愛のない話をする感じののんびりしたイベント。こういう感じ、好きです。参加者のなかに日々「死にたい、自分は普通じゃない」と思っている二十歳くらいの女の子がいて、「二十歳くらいって、みんなそんな感じだよな〜」なんて若さへの憧憬とともに眺めていたら、飛香さんが「大丈夫。40歳過ぎたらどうやって健康に生きようかばっかり考えるようになるから」って言ってて、ものすごく笑った。

さて、お花見も無事お開きになり、できたてのフライヤを片手にドビーと「無寸草とつづ」へ。そこでびっくりするほど日本語のうまいアメリカ人エリックさんとトルコ人イナンさんのおふたりに出会う。(というかドビーが話しかけた。)店内で開かれている作品展を観にいらしたようで、エリックさんは日本在住、イナンさんはトルコから来日中とのこと。お二人がこれから明大前のブックカフェ槐多に行こうと話していたので「月曜日は休みだよ〜」という話をしたら「そうなんだ〜、っていうか槐多、知ってるの?」っていうあたりから仲良くなって、結局そのまま一緒に飲むことに。

おふたりは本当に日本を始めアジアや世界の近現代に詳しくて、第二次大戦前後の歴史の話、宗教の話、言語の話などなど、私の興味のあることをほとんどなんでもご存知。いろいろ教えて頂いて、ものすごく面白かった。最近長期休暇中の私の知的好奇心がとても刺激された感じ。もっと話したかったな〜。

このおふたりの会話がまた面白いの。「何飲む?」「ん〜とりあえず任せる」「つまみ頼もうか」「お品書きあります?」みたいな、もう新橋のサラリーマンみたいな会話を日本語でしてて ... ただただ感服。

そしてドビーが手元に置いていたイベントのフライヤをおふたりに見せたところで、イナンさんが「ぼくも昔このあたりに住んでいたときに、こういうこと(ギターの弾き語り)やっている人を知ってた。タイキっていう人」って言うから、ドビーと私は思わず「え〜っ!!?」ってなりました(笑)。このときの我々の驚き具合は、ご自由にご想像ください。

そしてひとしきり大樹さんの話。イナンさんが「よかった。まだ下北沢に自分の居場所があるように感じた」と言ったのが忘れられない。

「さっき行こうとしていた「槐多」で、5月に大樹さんのライブやるよ〜」という話をして、そのイベントのフライヤもお土産に(?)貰っておいて頂きました。

「突然会った人から出た話が「槐多」と「大樹」じゃ、もう今晩神様に感謝するしかないね」とイナンさんが言っていたけれど、本当になんとも不思議なことってあるものです。でもこれももしかしたら、もともと知り合うように決まっていたのかもしれないな〜とか、若干神秘主義的なことを考えてみたりした月曜の夜。

そのあとさらにドビーと2軒ほど遊びに行き、23:30に解散しましたとさ。笑

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